BASFグローバル (農業製品本部) |  BASFグローバル |  BASFジャパン Home |  サイトマップ |  お問い合わせ  
BASFジャパン 農薬本部 BASFジャパン 農薬本部 Home |  製品情報 |  お役立ち情報 |  バイオテクノロジー
前ページに戻る

ニュースリリース

2005年09月02日

BASF農業製品部門 2005年度業績、前年度を上回る方向性

BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)は30日、農業製品部門の2005年の通年の業績について、特別項目を除くEBITDA(利息・税金控除前利益)が、2004年度の28パーセントを上回る数値になる可能性があることを明らかにしました。

BASFの農業製品部門の強みは、厳しいコストおよび資産管理、そして近年数多くのイノベーションによって強化された最新の製品ポートフォリオにあります。農業製品部門の売上の3分の1以上は、2001年以降に投入した新製品や改良製品によるものです。これは、BASFが業界で最も画期的な製品ポートフォリオを持っていることを意味します。

BASFは新製品および現在開発中の製品による売上目標を18億ユーロに掲げており、今後も引き続き利益成長を見込んでいます。農薬に関しては、現在7種類の新製品の発売を開始しています。中でも殺菌剤のボスカリドとF 500は、予想を上回る好調な販売実績を記録しています。BASFは、有効成分にF 500を含む製品の売上目標を、4億ユーロから5億ユーロに上方修正し、2007年の達成を目指しています。このほか、開発段階の有効成分は6種類あり、また除草剤耐性作物に関するプロジェクトも進行中です。

BASFが現在、力を入れている商品の一つに、鱗翅目の昆虫や甲虫類向けに使用する殺虫剤のメタフルミゾンがあります。毒性が低く環境負荷も低いという特長を持ちます。来期(2006-2007)中に、欧米での登録を見込んでおり、以降その他の国での登録も予定されています。この殺虫剤はセミカルバゾンという新規系統の製品で、既存タイプに取って変わる新しい製品として期待されています。

このほか、2009-2010の発売を目指している殺菌剤の開発プロジェクトが挙げられます。これも新規系統によるもので、穀物やワイン向けのブドウなどの分野で優れた選択性を発揮します。BASFは近年ストロビルリン系とアニリド系の製品を発売し、いづれも好調な売上を記録していますが、この新規系統の製品は、それらに続くものとして期待されています。BASFは、新製品により製品ポートフォリオを拡充し、穀物用殺菌剤市場におけるポジションの強化を目指します。同時に生産者に対しては、耐性問題を防止できるというメリットにつながります。

BASFは、「Plant Health (プラント・ヘルス:植物の健康管理)」という分野を「チャンスを秘めた新しいフィールド」と考えています。顧客企業との連携により、BASFは、F 500が殺菌剤としての効果を発揮すると同時に、植物の生命力を強化、つまり植物の健康状態をより良くする働きがあることを発見しました。植物の健康状態をより良好にし、病害に対する耐性を強化することに成功すれば、農業全体にとっても非常に大きな一歩になるものと確信しています。

BASF農業製品部門は2005年上半期、農業製品部門の研究開発予算をより一層強化するため、前年度に比べ15パーセント拡大しました。研究開発費は毎年拡大傾向にあり、2003年には売上高の7.5パーセント、2004年は8.1パーセントに上っています。

一方で、「不適切な」枠組みが国単位あるいは欧州全域に存在し、イノベーションを妨げる要員にもなっていると指摘しています。例として、欧州における新製品の登録コストが1990年から2002年の間に3倍に跳ね上がると同時に、登録に要する時間が非常に長くなったことを挙げています。

原油価格の高騰という懸念材料があるものの、BASFは欧州の農業の将来には楽観的です。東欧には800万ヘクタールもの休耕地と特別保留地がある一方で、技術的なプロセスが成熟してきていることから、(バイオマスなどの)再生可能な資源の生産という大きな可能性を秘めていることを理由に挙げています。BASFは、未使用の土地は再生可能な資源となる作物の生産に用いるべきと考えてます。エネルギー生産と食料生産が耕作地を奪いあわない限り、高い柔軟性が得られるからです。どのようなパターンであっても、最終的には耕作適地のすべてが農地として確実に利用できるようになるものと考えています。

BASF農業製品部門の2005年上半期の売上は、20億200万ユーロでした。前年同期比で若干の減少ですが、これは為替レートの変動によるものです。農業製品部門は、2010年までの目標として、市場の成長率を2〜3パーセント上回る成長を続け、EBITDAマージンを25パーセント以上にするとしています。 

前ページに戻る