
水稲用殺菌剤「嵐」
BASFがおくる新規水稲用殺菌剤「嵐」
長くイネの主要病害であり、生産者を悩ませ続けている「いもち病」「紋枯病」。
これらイネ主病害をより効果的に防除するのが、BASFが開発した新規殺菌剤「嵐」です。
新規剤ならではの効果がどのような成分により、どのように発揮されるかをくわしくレポートし、
発売と同時にラインナップされる4つの製品をあわせてご紹介いたします。
2大病害を1成分1度の散布で長期防除。散布回数が減り様々な面で大きなメリット
以前のような大発生の危険は少なくなったものの、たびたび多発が報告されているいもち病。また前年度の多発生が、
次年度にも影響する傾向にある紋枯病。これらイネの2大病害の防除に多くの生産者が神経を使われていることでしょう。
とくにいもち病は、葉いもちから穂いもちまで発生時期に幅があり、これまでの箱処理剤では長期残効型であっても、
1回の処理で穂いもちまでを防除することが困難でした。嵐はいもち病と紋枯病の発生を1成分で同時防除でき、
予防的に長期間抑制する効果を持っているため、別々に異なる剤を散布する必要がなくなります。よって、作業効率を
高めコスト・使用農薬成分数を低減できます。
新規殺菌剤ならではの卓越した効果。独自の作用で、いもち病も紋枯病もたたく
BASFが新規開発したオリサストロビン。これを日本の市場で初めて製品化したのが「嵐」です。ストロビルリン系の
殺菌剤で、植物病原菌細胞内のミトコンドリアに作用し、呼吸回路の1つである電子伝達系中のチトクロームbc1複合体と
結合して呼吸を阻害します。この作用により、オリサストロビンは植物病原体のエネルギーとなるATP合成を阻害し、
病原菌を致死させます。
菌糸を侵入させない。伸長させない
いもち病、紋枯病どちらの菌も、菌糸のイネ体内への侵入、および侵入した後の菌糸伸長を強く阻害。いもち病においては
このイネ体内での伸長抑制が、結果的に病斑の発現や胞子形成を抑制する効果へとつながります。また紋枯病では
イネ株内や株間の水平進展や垂直進展を阻害する効果が見られます。

長期効果で「穂いもち」までしっかり防除。時代の要請に応じ生産者をバックアップ
育苗箱1回処理で、葉いもちはもちろん、穂いもちまで防除効果が持続。既存箱粒剤と本田散布剤による体系防除と
ほぼ同等の効果が期待できます。また、紋枯病に対しても同様に既存剤とほぼ同等の効果と優れた残効性を発揮するので、
穂いもち防除だけを目的にした、あるいは紋枯病を対象にした散布を必要としません。そのため使用農薬成分数の低減、
散布作業や費用などの軽減を実現。労働力不足の問題や一層のコスト削減など、現代の生産者の要請に応えるこれからの
殺菌剤です。
- 耐性菌管理について
- いもち病防除剤はいままでに多くの優れた剤が開発・販売されましたが、いくつかの剤は耐性菌の発達が認められて
います。耐性菌出現の危険性をさけるため、種子は毎年更新し、種子消毒をしてください。嵐剤は年1回の使用とし、
体系防除を行う場合は、作用性の異なる薬剤と組み合わせ、同系統のストロビルリン系薬剤との連用はさけてください。
また、採種圃での使用もさけてください。
「嵐」製品ラインナップ
- 水稲用殺菌剤
- 嵐粒剤
- 水稲用殺虫・殺菌剤
- 嵐プリンス箱粒剤6
- 嵐プリンス箱粒剤10
- BASF嵐ダントツ箱粒剤
- 嵐プリンスアドマイヤー箱粒剤
- 嵐キラップ粒剤
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